1/43メルセデスCクラスワゴン塗装−2

1/43メルセデスCクラスワゴン塗装−1
メルセデスCクラスワゴンを買ったので、同じ1/43ミニカーを探したけれど色が銀色しかない。仕方ないので我が家の車と同じように白で塗ってみた。ミニカーの塗装は簡単に考えていたけれど外せない部品も多くマスキングが大変だった。

前回の続き

塗装が完了したのでその後の作業。前後の樹脂バンパーには近接センサーが付いているので、ポコポコ丸い跡を再現する。

このようにピンバイスに1mm径の真鍮パイプを咥えさせてナイフか何か刃物で断面の内側をちょっと削ってシャープにする。これをグリグリっと塗装の上から押し当てて丸い跡を付けるだけ。

マスキングをそろーっと剥がしていく。リヤウインドウ横、Cピラー周りは結構塗装が剥がれて酷いことになってしまったので筆でタッチアップ。何の為のエアブラシか分からない。マスキングのテクニックをもっと磨かねば。Bピラーのところに白い塗料が回り込んでいるのでここもツヤ消し黒で修正。

1/43スケールだし室内に手を入れる気はあまり無いのだが、リヤのトノカバーの上がツルツルのプラスチック丸出しでこれはちょっと寂しい。実物のようにフェルトっぽい感じにしてみようとティッシュを貼ってみた。木工ボンドを水で薄めたのを染ませてティッシュをスジ彫りにも押し付けてオリジナルのモールドを損なわないようにする。

ティッシュペーパーの縁を切り取ってツヤ消しの黒をシャバシャバにして染み込ませるように塗ってお終い。最初フラットベースを大量にぶちこめばいいんだろ、と調合した黒は乾くと灰色になって全然駄目であった。普通のツヤ消し黒でやり直し。余った灰色の強ツヤ消し塗料には銀を足してシート表面に塗る。

ドアミラーは上はボディ色、下は黒で塗り分け。

ドアミラーについているウインカーのクリアレンズを再現するべく、ネイル用の透明ジェルを細く盛って紫外線ランプで感光させているところ。全て娘の化粧道具箱からの借り物。

銀色の細い線を引いた上に透明ジェルを盛ってみたが、工作精度が低くてアップで写すと残念な仕上がり。引きで見ると「何かあるな」くらいで悪くないと思うのだが。

車体下部、ドアの下にあるアルミのステッププレートというかサイドステップカバーとか言う部品。ボディ右側はメタルテープを細く切って貼り付けてみた。これだとちょっとキラキラし過ぎてアルミ感が出ないので、この後細かい目の紙ヤスリで表面を擦ってツヤ消しして丁度良い感じに。

ボディ左側は試しにマスキングしてから写真のリキッドクロームペンでメタルフィニッシュ塗装の線を入れた。色的にはこちらの方がアルミ光沢に近い。指でペタペタやるとツヤも消えて更にアルミっぽくなった。ただもう面倒なので先程の右側のメタルテープはそのままで左右で違う手法を混在させてしまった。このサイズだし、ぱっと見にはどちらも同じように見える。

室内に手を入れる気は無い、と書いたがドアのロックピンくらいは追加してみた。今時の車では無くなっているらしいが、W205のメルセデスは2016年モデルでもまだロックピンがあった。実物のピン径を測って10mmもないので1/43なら0.2mmの針金を黒く塗ってやればいいかな、と思ったが全然細くてそれらしく見えない。たぶんオーバースケールでよいので0.4mmくらいを使うべきだったのだろう。模型と言うものが全然分かっていない!

ということで一応愛車のミニチュアコピーが完成です。クリーム色っぽい白に、というイメージ通りではあるんですがちょっとやり過ぎたかな。気が付いた人も居るかと思いますがフード先端についていたベンツのバッジがありません。塗装前に剥がして保管しておいた、筈だったのですが紛失してしまいました。そのうち実物のバッジの写真でも撮って縮小印刷して貼っておきます。

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