1/43メルセデスCクラスワゴン塗装−1

愛車のミニカーが欲しい。自然な欲求であろう。ディーゼルにこの先は無いと判断、ルノー・メガーヌのAT故障を直すのを諦めてメルセデスのCクラスワゴンの中古を買ったので早速探してみたところお目当てのアバンギャルドタイプのワゴンのミニカーが売られているのを確認。ボンネット先端のスリーポインテッドスターのエンブレムの無い奴ね。しかし残念ながらワゴンモデルの場合、我が家と同じ白色は無いようだ。セダンなら白があるのだが。仕方ない、色くらいは自分で塗ってしまえばいいさ、ととりあえず入手可能な銀色バージョンを購入。しかしミニカーの塗装がこれほど面倒とは思わなかった。

プラモデルのボディを塗装するのとは訳が違う。まずボディ色以外の部品が取れない。幸いこの車の場合はシャーシ部とボディで色分け可能な所で上下分割されているのでそこはネジ2本緩めるだけでクリア。ヘッドライトやドアハンドルもやや無理矢理だが接着してあるのを取り外せた。しかし窓ガラスやサッシはそう簡単には取れない。フロントのラジエータグリルも取れないのでマスキングゾルで隠すしかない。

うちの車についていないパノラマルーフは隙間を瞬間接着剤で埋めてペーパー掛けしてツライチに削る。塗装面との段差がかなり大きく、ボディの金属部分まで少し削り込む羽目に。

ドアハンドルは接着してあったが強く引っ張ると抜けた。この状態でマスキングを行う。前後の窓ガラスは取れなかったのでマステで。

リヤウインカーは左が透明樹脂部品は取れたがその下にメッキ面があるのでいずれにせよマスキング。右のウインカーは接着が固く無理にやって欠けてしまったので上からマスキング。この辺はマスキングゾルである。バックナンバーはテープのみ。

コンプレッサーとハンドピースのセットを購入したので風呂場で段ボール箱の前で塗装。風呂場の窓は全開。タミヤアクリルなので毒性も無いし、この程度でよいのだ。モデラーに出戻りするときになんとなくタミヤアクリルを一通り揃えてしまったのでそのまま使っている。ドイツはラッカー系塗料への規制が厳しいのか、近所の模型屋に行ってもアクリル系かエナメル系しか並んでいなかったのが主な理由。缶スプレーは普通にあるし、DIYショップにはもっと毒性の高いシンナー系の塗料もあるのだからちょっと変な感じだけれど子供の手の届く所に置かない、ということかな。クレオス等のラッカー系塗料も通販で探せば買えるのでどうしても欲しい人は入手可能なのには後で気が付いた。

ドアハンドルはクリップで咥えてボディ同色に筆塗りで。このクリップは激安ワニ口クリップをまとめ買いして自分で竹串に固定したもので噛み合いの精度があまり良くない。挟んでいる最中に何度かピーン!と飛ばしてしまって難儀した。

エアブラシが下手くそなので艶有りの白なのに表面がザラついてしまった。全体に軽くスポンジ系のヤスリでならして一応表面は光って見える程度に磨く。色は白だがクリーム系の白。実は本物の我が家の車は一番安いプレーンな白なのだが、このメタリック系のクリームっぽい白が本当は欲しかったのでせめてミニカーだけでもとその色を目指して塗ってみた。ちょっと黄色が強すぎたかな。

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1/43メルセデスCクラスワゴン塗装−2
メルセデスCクラスワゴンを買ったので、同じ1/43ミニカーを探したけれど色が銀色しかない。仕方ないので我が家の車と同じように白で塗ってみた。塗装の後、バンパーの近接センサー再現、ドアミラーのウインカーやアルミのサイドステップカバーを手塗りで。

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