イギリス海軍航空博物館

イギリス海軍航空博物館の巨大格納庫、コンコルド試作機、ハリアー開発機、ハンドレページ115など

イギリス博物館巡り三日目。今日はハード。海軍航空博物館と国立自動車博物館のハシゴ。
海軍航空博物館、なぜかコンコルドの開発機もあるけれど、それ以外は海軍機と空母に絞った深く濃密な展示である。何故海軍が航空隊を持つか?に始まり、気球から空母への変遷が解説されており面白い。機体の展示だけではRAFには負けるかな、と思った所で入った空母の甲板を模した展示と空母内ツアーは圧巻のど迫力で降参。お陰で翼を畳んだ飛行機の模型を作りたい熱にかかってしまった。入るといきなり巨大格納庫にコンコルドを含む試作機が並んでおり圧倒される。左奥のハリアーは開発機で翼も全面金属貼り。その奥にはハンドレページ115、実験的機体が多い。

イギリス海軍航空博物館のコンコルド試作機の内部通路
コンコルド原型2号機の中。座席は試験用で内装はなく、ずらりと並ぶのは計測器。奥の緑の部分は非常用脱出口。
イギリス海軍航空博物館に展示されている空母アーガスの模型
世界最初の全面飛行甲板を持つ空母、アーガス。客船改造で、艦橋は甲板上にあり離着艦時は引っ込めると言うとんでもない設計。
イギリス海軍航空博物館の古い艦載機展示室。ヴァンパイアやシーファイアやコルセアなど
ヴァンパイアやらシーファイアやらコルセアやらずらりと艦載機が並ぶ展示室
イギリス海軍航空博物館の空母の航空甲板を模した展示。ファントムやバッカニアほかジェット艦載機がたくさん
艦橋から見下ろす空母の航空甲板。スクリーンにはバッカニアの着艦映像が流れる(反対側でファントムの発進映像が映るはずだけど故障)。ここは機体と客の間にロープも何もなく、好きなだけ甲板をうろつきまわって機体を撫で回しても舐めても良いと言う大サービスの展示。暗いので写真撮影は大変。海軍機は皆コンパクトに翼を畳めるので狭いところに沢山展示出来て良いね。
イギリス海軍航空博物館ののバッカニアS2B、234号機
バッカニア S2B かっこいい!
イギリス海軍航空博物館ののフェアリー・ガネット
フェアリー・ガネットの事を世界一醜いとか言うのやめろ!!こんなに格好良いのに!! こんなに翼がパタパタ畳めるのに!
イギリス海軍航空博物館のの空母内の展示
空母内の展示。こんな人形さんの居る部屋が10個くらい続いている。厨房とか売店も有って、数百人が何ヶ月も洋上で暮らす空母の生活が想像される。

写真は山ほど撮りましたのでギャラリーでご覧下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました