作業用デスクランプ、WaldmannをLED化

作業するためのデスクランプにはこんな感じの拡大鏡付き丸形照明を使っていたのだけれど、アームが短いし明るさも今一つで物足りなさを感じていた。光源としても普通のもので彩色性とかも良くないものだ。アームが長く動きの自由度が高くなおかつ安定して照明を支えてくれ、配光も均一で高演色性のLED照明、というと日本だと山田照明のZライト、Z-80ProII という感じになるのだろう。確かに素晴らしいけれど高価だしProシリーズはドイツでは売られていないようだ。

せっかくドイツに居るので現地メーカーのアームの評判の良いもので探してみた。流石にドイツ、高級照明メーカーが幾つもあってデザイン的にも素晴らしいしアームのメカ的な動きも良いのが見つかる。しかしこれがまた数百ユーロもしてバカ高くとても手が出ない。ということで方針変更。アームは既存の良い物で中古で探し、照明部分は勝手に高演色LEDストリップで何とかすることにした。

こちらがドイツの高級照明メーカー Waldmann(バルトマン)のデスクランプ。新品では数百ユーロしたのだろうが、蛍光灯モデルなどもう誰も買わないので中古市場では激安。送料込みで40ユーロ程度で買えた。

こんな感じでアームの動き、安定もまあまあ。首回りの動きにもう1軸欲しいところ。照明部分の配光は均一で良いが長さが短めなのと明るさももう少しあればな、と多少不満はあるがこのまま使ってももちろん悪くは無い。しかしここからが本番である。

ひっくり返すとこのように蛍光灯が入っている。こいつをイテこましてLEDストリップに交換する手である。前面のアクリル板(拡散レンズ?)はフレキシブルな外装に爪で引っ掛けてあるだけなのでこじれば簡単に外れる。

蛍光灯関係の電気回路は取っ払いスイッチだけ残す。もともと付いていた金属の反射板に貼れるだけLEDストリップをギッチリ貼る。電源は蛍光灯用のアダプタが付いていたが切断して普通の12VのACDCアダプタの余っている奴を繋ぐ。

使用するLEDストリップはいつもの高演色性CRI97、色温度5600Kの奴である。当時はまだ高価で5mで32ユーロ程度していた。

今だとAliexpressでCRI98の奴が5mで10ユーロもしない?ようだ。

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こちらが改造後。期待通り明るく照らす範囲も広い。50ユーロもかからず良い照明が確保出来た。

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