ずっとペンディングだった、次女の机の件が片付いた。とにかく部屋が狭いので、金曜日の夜にIKEAに連れて行って幅90cmのシンプルな机を見せてこれで良いか訊くとウンと答える。が、よくよく聞くと本当は嫌だと言う。まあそうだろうなとは思う。姉は日本から持って来た可愛い学習机である(ドイツにそんなモノは無い)。せめてコッチのL型の前に棚の付いた机が欲しいと言う。幅100cmだが、ベッドを動かせばなんとか押し込めそう。但し足下が狭くイスが入らない。大体前に棚は有るが天板の下には引出しどころか棚一つ無い。ふと隣を見ると足下に棚のある小さな机が僅か59EUR。勢いで机を二つ購入。かくて二個イチプロジェクト始まりである。本日朝から、二つのダンボールを開けて中身を並べ、寸法を測り、思案しては組み立て、合わせてみては穴を開け、ついにはヤスリやペンキや木工ボンドまで総動員で、とてもIKEAの家具を組んでいるとは思えない騒動の末に完成。下半分は寄せ集めの自作、上半分は左側の窓が隠れない様に棚を組み替えただけである。

セットのキャスター付き引き出し(高さはピタピタにツライチ)とママから借りた椅子を並べて見たら、まあまあ行けるかな。次女は机の下に潜って秘密基地とか言って満足そう。椅子が高過ぎなので足置き台を買ってやらんと…。正面の蛍光灯の様なモノはコレもIKEAに有ったLEDランプだが、日本人の感覚だとちょっと暗い。ここまで到達するのに朝10時〜夜8時まで掛かった。その間パソコンにもほとんど触らず集中していたら嫁さんに「休日にパソコンに触らないアンタを結婚して以来初めて見た。」と言われた。下が元々の二つのデスクの組み立て説明書表紙。オリジナルの形状が分かると思う。

こちらが長女に日本で買った可愛らしいコイズミの学習机。ドイツまで持って来ました。全ての角がスムーズに丸められ、引き出しの取っ手穴はハート型。

その一方で次女にはIKEAの色気の無い白い机。本人は別に何も言わないがオヤジは気になっている。特に日本の学習机には左右独立可動式の照明(4年前なので蛍光灯)がついており、決定的な差を付けている(と思うのはメカ好きオヤジだけかも)。
と言うことで頼まれてもいないのに「そのようなもの」を自作することにした。照明自体はIKEAの棒状LEDが安いので、それを2本、手頃な木切れに付けて木ネジで繋ぎ高さと角度と左右の開きを可動式に。これで目の健康にも良い筈、と自画自賛。見た目は悪いのでその内に白く塗ってやろう。
さて、こんなものだが肝心なのは次女のお気に召すかどうか? Webで見た「父親手作りの段ボール製リカちゃん人形」にも似た匂いがプンプンするが、あの話も娘がそれなりに喜んで遊んでいたのがかえって不憫で泣け又笑えたところだが。。。

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