レーザーディスク取込み「虹伝説」

相変わらず地道に続けているレーザーディスク取り込みの様子を。先ずはLDと言えばコレ、元祖パイオニアの高中正義「虹伝説」。レーザーディスク第一世代のアルバム。確かオーディオショーのレーザーディスクのデモにもこれが使われていた記憶が。81年の武道館でのライブをたった10曲だけ収録。確かこのライブは当時テレビで完全放送していて後半のブルーラグーン等も観た記憶があるのだが、未だに完全なパッケージが提供されないのはどうしたものか。

さてLDであるが気合いのCAVとは言え当時のプロフィールプロ29″が限度で今の4K58″液晶では?と思うであろう。確かに素のLDの出力はアニメは未だしも実写は観られたモノでは無いのだが、これを480Pで取り込んで最新のソフトでアプコン掛けてやると……。驚くなかれDVDを凌駕するそこそこ観られる画像に変身するのだ。肝はAppleTV 4Kで有料アプリInfuseを使うこと。VLCだと全然駄目。画像はDVDとの比較だが僕にはLDキャプチャが上に見えるね。そもそも虹伝説のDVDはLDマスターじゃないかとか散々叩かれた低画質で有名なソフトなので勝っても当然だが。

中古で探して探して買ったレーザーディスク。レンタル上がりらしく右下に何かラベルが。 よく見ると、題材になったウル・デ・リコの虹伝説についてのキャプションの中に West Germany の文字が。そう言う時代だ。
これはDVDのポーズ画面。肌色が悪いけど、本当は色はこんなもんかな。
LDキャプチャをInfuseで再生。元が480Pとは思えないスムーズな補間。色はちょっと派手過ぎだね。よく見ると髪や襟の細かいデテールは潰れてる。いわゆる塗り絵ですが、ぱっと見はこっちが綺麗に見える。
これがDVD。OPPOのBlurayプレーヤーで再生しておりDVD的にベストかと言うと疑問だが、小林泉美の顔はボケボケだしとても褒められた画質ではない。斜めのマイクブームとかキーボード手前のケーブルとかジャギジャギ。
これがInfuseの出力。小林泉美の肌もツルツルに見える、と言うのは本当は塗り絵なんだけど、見た目はこれが最高。
これが同じ動画をVLCで見たモノ。走査線が荒く見られたもんじゃ無いが、これがレーザーディスクの実力。と言うかNTSCの限界である。
高中正義様。30前でこの貫禄、この完成度のアルバムを仕上げて武道館で見事なショーをやっちゃう、凄い人。

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